「アルク 児童英語教師養成コース」は2009年3月に教材が新しくリニューアルされました。その理由は2011年から全国の小学校でスタートする英語活動をみすえてのこと。より小学生に効果的に英語を教えるためのノウハウを充実させました。また別途J-SHINE認定セミナーを受講することにより「小学校英語指導者資格」をとることもできるのが、「アルク 児童英語教師養成コース」の大きな特徴です。

今回はこの、「アルク 児童英語教師養成コース」を受講し、育児をしながら自宅で英語教室を開業している智美さん(34歳・仮名)をモデルケースにご紹介したいと思います。

智美さんの家族構成

ご本人 34歳 専業主婦
夫 35歳 会社員
子供2人 1歳と5歳 

コース受講前の英語力

英検2級 (10年以上前に取得)

英語教室を開こうと思ったきっかけ

自宅で子供をみながら、できる仕事をやりたかったから。
育児だけでなく、一生できる自分の仕事を求めたかった。

英語教室を開業するまでの年表

2009年5月   
アルク児童英語教師養成コースをスタート!子供は4歳と0歳3カ月

コメント…上の子が幼稚園に入り、昼間に自分の時間ができたので何かできないかと考えました。働きに出るには時間も微妙だし、下の子はまだ赤ちゃんだったので断念。その代わり以前から興味のあった児童英語教師の勉強をすることに。 はっきりと決意していたわけではないのですが、アルクの講座は自宅開業へと直結することも魅力でした。

2009年8月
上の子が夏休みに入り、昼間の勉強は無理に(泣) 勉強時間は夜にシフト

コメント…昼間は子供がいて集中できなくなったので、昼間は子供にたくさん遊ばせて夜早く寝かしつける作戦に変更。とにかく月1回の添削テスト提出を落とさないように気をつけました。テキストには「教育心理学」「児童心理学」もあって実際の育児にも活かせることが多かったですね。

2009年11月
アルク児童英語教師養成コースを終了。 子供は4歳と0歳9カ月

コメント…毎日下の子がお昼ねする1時間を勉強の時間に。土日は子供がいるのでお勉強はお休みにし、無理ないスケジュールをこころがけてがんばりました。養成コースの後半は英語力アップのためのヒアリングレッスンなどもあり、ついていくのがやっと。途中「やっぱり駄目かも…」とあきらめかけましたが、夫の「なんでも中途半端はよくない。がんばれ!」と言葉に再度やる気に。私生活では下の子も9か月を迎えて夜まとまって寝てくれるようになり少し楽になりました。

2010年1月
J-SHINE認定セミナーを受講。 小学校英語指導者資格を無事にゲット!

コメント…J-SHINE認定セミナーは別料金なので受講を迷いました。でも例え通学スクールであっても講座費用はやっぱりかかるとのことで受けておくことにしました。(受けるだけで小学校指導者資格がもらえるので) 子供は実両親にあずかってもらい、無理なときは夫に頼みこんでなんとかクリア!

2010年 2月~9月
とうとう、こども英語教室をスタート(^v^)ノ子供は5歳と1歳に。

コメント…もともと自宅には「もしもの時には親を引きとれるように」と1室を空けてありました。どちらの両親も健在で使用予定がなかったため、「アルクこども英語教室CAT」に加盟して、思いきってその部屋を英語教室に使用することにしました。アルク児童英語教師養成コースを受講済みだったので開業資格も問題なし。加盟料(ロイヤリティー)も不要なので初期費用が安くなり、努力=収入に直結するところが良かったですね。

研修にも参加。模擬レッスンはもちろん、備品注文・募集活動のやり方も指導してもらえて不安がふきとびました。他の開業者のかたとも一緒だったので心強かったです。

ポスターは自宅、近くの公民館やスーパーに貼らせてもらいました。反応があるのかドキドキしましたが、すでに3人の方から問い合わせがあり手ごたえを感じています。私自身が不慣れなこともあり最初は少人数でゆっくりとやっていくのが私の希望です。

<これから児童英語教師になりたいと考えている人へ>

なんでもいいのでとにかく1歩ふみだすことが一番大切ではないでしょうか。たとえ失敗しても途中で投げ出さずにいれば、それは「失敗」ではないと私は思っています。

児童英語教師は子育て経験がとても役立つ数少ない職業ですよね。英語力ももちろん大切なのですが、「子供はよくケンカする」「眠いとぐずる」「幼児はママにべったり」などのすさまじさは、実際に体験しないとなかなか分かりずらいですよね。 しばらくは受け入れの生徒数をおさえて育児と両立するつもりです。自分の子供にレッスンプランを試して反応をみて、よいものを生徒さんのレッスンに活かす、という事もやっていくつもりです。最初から正社員なみの月収20万~といったお給料は難しいですが、私のがんばり次第ではそれに近づけることも可能かもしれないと考えています。児童英語教師は家庭もキープしつつ働けるとてもやりがいのある仕事ですね。

⇒智美さんも受講した児童英語教師養成コースを詳しくみる


当ページは児童英語教師養成コースを受講した方の実体験をもとに、再構成したフィクションです。名前などは仮名であり本当のもとは違なりますのでご了承くださいませ。