このごろはネット通販が普及したせいか、一口に「子供むけの英語教材」といっても山のように種類が存在します。
今回はそんな迷えるママさんに、CD、絵本、DVD、CD-ROM(DSソフト)
の具体的な例をあげながら、「使える教材」を見極めるポイントをお伝えしたいと思います。
<CDの選び方> 意識ポイント=聴覚
1)きれいな発音
アメリカ英語でもイギリス英語でもかまわないと思います。できるだけネイティブの英語でクリアな発音のCDやテープを選びましょう。
2)普通よりもゆっくりとしたスピードの英語
耳だけから聞く英語はどうしても早く聞こえて聴きとりにくいもの。全く聞き取れないと楽しくなくなり続けにくいので、最初はちょっぴりゆっくりスピードのCDを選んだほうが良いかもしれません。
(※ただし、DVDがついているセット教材の時には、事前にDVDで内容の把握が出来ているのでナチュラルスピードでもOK)
3)ガイドブックがあるもの
これも2)と同じ理由から。最初は聴きとりをサポートする意味で日本語やイラストといったガイドブックがついているほうが子供はよろこびます。(日本語が読めない幼児ならなくてもさほど問題はありません)
4)聴いていて楽しいもの
淡々とした朗読のCD,英単語だけをられつしたCDでは子供もおもしろくありません。何より一緒に聴いている保護者も眠たくなってくるでしょう(笑)
定番ではありますが、朗読の間にリズミカルな歌が入っているもの、ミュージカルのようにまるごと楽しめるCDを選ぶのがベストです。
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<絵本の選び方> 意識ポイント=視覚
1)英語にカタカナのふりがながないもの
“a” と “ア” の発音は似ていますが全く違うものです。ですから幼児に a=アと教えてしまうのは考えもの。私が以前書店で買った幼児むけの「こども辞典絵本」には丁寧に日本語と英語とカタカナで表記されていました。
その時は意識せず買い求めて、後でカタカナがあることに気付きました。この絵本では英語を教えないように気をつけています。
2)絵柄ができるだけ英語圏の生活にそったリアルなもの
抽象的な絵柄でななく、できれば実際のアメリカの風景を描いたものなどがよいでしょう。英語をきかせると同時に、日本とは違う家屋や人物をイラストでみせておくと、後々の英単語学習時のイメージ形成に大きく役立つと思います。
3)絵が大きく、文字が少ないもの
これはとくに幼児向けの絵本にいえます。素敵なイラストが大きく描かれていることにより、子供の興味もかきたてられます。分からない英語でも「意味をつかいみたい!」という欲求をかきたて、レベルアップの手助けをしてくれることでしょう。
4)子供が興味をもっている本
これまでのなかで一番大切なポイントです。
サッカーが好きな子ならサッカーの絵本。お姫様が好きならプリンセス系の絵本、というふうに子供が積極的によみたがる本にしましょう。
親が無理強いしてやっと聴いてくれる内容では、残念な結果に終わる場合が多いです。
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<DVDの選び方> 意識ポイント=視覚と聴覚
1)英語スピードはナチュラルで
CDに比べると映像がストーリーの理解を助けます。ですからナチュラルに近いスピードのDVDを選びましょう。もしどうしても不安があるなら最初はゆっくりの教材DVDを使い、なれてきたらナチュラルスピードへと移していくのが良いと思います。
2)NHK「おかあさんといっしょ」を参考に
「おかあさんといっしょ」は、楽しいだけでなく生活習慣(はみがき、トイレ)といったレッスンも含まれていますよね。とてもよく出来ていると思います。映像で楽しめるDVDは少々レッスン調のものでも子供は楽しくみてくれるようです。英語を繰り返すリピートやシャドゥイングの時間や、間違い探しクイズなどを取り入れたものを選ぶと英語習得効果が高いでしょう。
3)アニメも上手に活用を
2)のレッスンDVDも取り入れながら、普通のストーリDVDでも楽しみましょう。子供が大好きなアニメなら多少ストーリーが分からなくとも、一生懸命みてくれるはず。「日本語にして!」と言われないように最初から英語オンリーにして楽しみましょう。
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CD-ROM(パソコンソフト・DSソフト)
1)パソコン機能を活かしているかどうか
ただ単に観るだけ、聴くだけならDVDやCDで十分です。例えばゲームのように正解すると音がでる、選択する問題によりお話がどんどん変わっていく、子供がマイクに向かって発音できる、といった工夫がされているものが良いでしょう。
2)反復できる工夫
英語習得のポイントはなんといっても繰り返すこと。
「間違ったクイズだけ何度もでる」「発音が悪いと前に進めない」といったソフトだと学習効果も高くなります。
3)よい映像のもの
安すぎるソフトは原色のハデな色づかいだったり、映像の質が悪かったりすることも。パソコン画面はテレビ以上に目が疲れやすいので、子供の目のことを考えると、やはり映像の質が良いに越したことはないでしょう。
DSソフトを考えているのなら映像や音声は悪くてあたり前です(ソフトが小さいので容量も少ない)
DSソフトを選ぶならタッチペンを活用できるソフトが良いでしょう。幼児むけなら、実際にABCアルファベットを液晶画面に書くことができるベネッセ:はじめての英語学習ソフト『えいトレ』
をオススメします。
おなじベネッセからはじめての英会話ソフト『ききトレ』
、というのもあるのですが、こちらはタッチペンは使いません。もし、“どちらかの購入を考えている”というのなら、タッチペンの機能をフルにつかえる『えいトレ』の方をオススメします。
⇒“聞く!書く!ことばをふやす! はじめてのえいごトレーニングソフト『えいトレ』”をアマゾンで詳しくみる
いかがでしたでしょうか?
書いてみると当たり前の事も多かったかもしれませんね。
これから新しく教材を買おうと検討している方は、参考にしてみてくださね。
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幼児用英語教材で、ゲーム感覚でできるものが充実しているのはどこのメーカーですかね?右脳感覚で鍛えるものが好ましいと思います。
>ゲーム感覚でできるもの
カードを差し込むと英語音声がきける機械、「トーキングカード」がオススメです。当サイトでも紹介しているのですが、「セサミえいごワールド」「ワールドワイドキッズイングリッシュ」のセット教材も含まれています。単品で購入するなら「いずみ書房ちゃおーね」とうい通販でも買うことができます。
>右脳感覚で鍛えるものが好ましいと思います。
特別に意識しなくとも、3歳までの乳幼児は、言語を理屈ではなく右脳で処理します。ですから「右脳」にポイントをおきたいのであれば、3歳までに幼児教育をおこなう事が有効ではないでしょうか。
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