児童英語教師は、おもに0~6歳までの就学前の子供たちに英語をおしえるこをと目的とした職業です。教室によっては小学生を教えている場合もあります。
近年ではインターネットでも英語をつかいますし、衣料の「ユニクロ」といったグローバルな日本企業では、社内=英語を徹底させるといったことも多くなってきました。
そうした面をみすえて「赤ちゃんや子供のうちから英語に親しませたい」というママ&パパのニーズが大きくなりつつあります。実際2011年からは全国の小学校で英語科が必修ということに決定しています。
児童英語教師に求められる資質
英語力はもちろんですが、それと同じくらい「子供がすき」という強い想いがなければとてもつとまらない職業です。つまりもしあなたが、”保母さんや幼稚園の先生にあこがれていた” “今からでも子どもの先生なりたい” といった夢を持っているならばピッタリでしょう。英語力はみがけばUPさせられますが、こういった子供に対する想いはもともとのあなたが持っている資質です。
子供は嫌いだけど、英語を使った仕事をするのにあこがれる
という方にはとてもオススメできる職業ではありません。
実際、児童英語教師を募集している教室や英会話スクールでは、募集要項に★子供がすきなこと ★子育て経験があること ★保育資格をもっていること のいずれかの条件がふくまれています。
子供は大人とは違い興味のあることしか聞いてはくれません。 (私の子育て経験からみても)子供たちの集中力は10分もあればよいほうで、飽きれば騒いだり走り回ったりします。そういった子供たちを上手にあやしながら、レッスンを上手にコントロールできなければ、仮に英検1級の英語力の持ち主でも児童英語教師になることは難しいといえます。
しかし逆に今は英検2級程度の英語力しかなかたっとしても、“子供心ならまかせて” “赤ちゃんのご機嫌をとるのが上手い” といったことが得意な人ならば、ぜひ先生にチャンジしてみてください。足りない英語力はこれからの努力次第で、どんどんUPしていけるので心配はありません。
また子育て経験のあるママも、これまで過ごしてきた子供との時間が活かせる職業です。
後のページで改めて説明しますが、児童英語教師養成スクールでは英検2級以上の英語力があれば問題なく受講することができます。
では具体的に児童英語教師になるにはどうしたらよいのでしょうか? 詳しくは次の (2)児童英語教師(児童英語講師)になるには/資格は必要なの?で紹介しますね。