大手都市銀行のひとつ、三井住友銀行が総合職全員を対象に、TOEIC800点をとるようにと、号令をかけはじめたという英語ニュースです。

三井住友銀行は今年から、総合職の全行員約1万3千人に、英語力テスト「TOEIC」で800点以上を目指すように求めはじめた。

今回、三井住友銀行が英語力に力をいれはじめた理由としては、お金をかしている企業が海外に進出して、国内の支店でも英語のやりとりが必要になってくるからだ。
(2011年2月10日付 朝日新聞より抜粋)

◆TOEIC800点レベルとは?◆
通常会話は完全に理解できる。また何か海外でトラブルがあったときでもスムーズに対応できる。実力的には英検準1級とほぼ同じか、少しだけ下回ると思われる。
また、外資系企業に勤めたい場合の目安レベルでもある。

これまでも大手企業(楽天・武田薬品工業など)でも英語力は重視されていました。しかし、融資先が国内である銀行はこれまであまり英語力に号令をかけることは少なかったようです。お金を貸している会社が海外に進出したことはもちろんですが、その背景には銀行そのものが、「これからは我々も融資先として海外(アジアなど)へ進出していきたい」と考えていることがうかがえますね。
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