2010年度の楽天、ユニクロにつづき、また国内会社で英語力が必須になったというニュースです。

2010年10月3日(土)の朝日新聞にのっていました。
“大和ハウス「TOEIC」受験義務化へ”

記事内容をまとめると、大手会社メーカーの大和ハウス工業が、TOEIC (有名なビジネス英語テスト)の受験をすべての社員に義務づけて行う、というもの。

大和ハウスは住宅メーカー。しかし最近では国内のビジネスが小さくなってきており、海外進出のわりあいを大きくしていくようです。そこでこれからのビジネス戦略として、社員の英語力アップ=TOEICという図式になったようです。

ただし、全社員に義務としてうけさせるのは最初の1回だけ。その後はTOEIC受験を「推進(すいしん」するにとどめておくのだとか。
以下は記事の一部を抜粋。

大和ハウス「TOEIC」受験義務化へ
大和ハウス工業はビジネス英語力テスト「TOEIC」の受験を全社員に義務付ける。ハウスメーカーは従来ほぼ国内だけでビジネス展開してきたが、今後は国内市場の縮小が見込まれるため、海外展開をみすえて英語力向上が不可欠と判断した。全社的なTOEICへの取り組みは住宅大手では初めて。(中略)

TOEICで600点以上とった社員には、報奨金制度も創設。
600点以上なら3万円、700点以上だと5万円の祝い金、800点以上は10万円の語学学習費用の補助、900点以上は20万円の海外旅行、950点以上は語学留学をプレゼントし、学習意欲を高める。
(後半略)

国内が不況なのに加え、もともと現在は木材など資材の仕入れは、コストが安い海外にたよっている、という背景がありそうですね。どうせ資材をどうせ日本に輸入するなら、海外にそのまま送ってしまえ!ということなのかもしれません。英語をツールとして使っていこう、という流れがどんどん出来ている気がします。
(PR)