フジテレビ『エチカの鏡』~受験親必見! 超英才教育スペシャル企画。 子供が将来困らないために知っておかなければならないこと~(2010年8月15日放送分)、内容を紹介したいと思います。
2010年、楽天、ユニクロでは社内や公的文書はすべて英語で行うことになりました。これは採用する従業員は日本人とは限らないから、という理由も大きいようです。
そのあたりをみすえて今の時代では英語ができるだけではなく、もう一歩進んで“英語を使って何をするか?”というところにスポットをあてた番組内容となっていました。
<エチカの鏡で紹介されたスクール一覧>
(1)S&Sエデュケーション
・情報…住所は東京・代表 中村かず子氏・月8万円で0歳から入学可能
・3,4歳児クラスでは「音が聞こえるしくみについて」の話を、5,6歳ではメソポタミア文明についてなどをネイティブ講師から学んでいた。もちろんオールイングリッシュ。
“英語そのものを学ぶ”のではなく“授業を英語というツールで学ぶ”という方式。子供たちは幼稚園には通わずに、このスクールで毎日4時間勉強。教室の後ろではママたちも熱心にメモをとり、家庭学習で復習するよう。
<補足>
⇒学校代表、中村 かず子氏の本をみてみる…「英語脳の育て方」「英語で算数」など。
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(2)横浜中華学院
もともとは日本在住中国人のために作られた私立学院。0歳~18歳まで受け入れる一環校である。ここ数年の中国ビジネスブームもあり日本人入学者が増加中。幼稚園児では50%もが日本人だとか。授業はすべて中国語だが「英語」「日本語」の外国語としての授業もある。小学部の授業料は1ヶ月2万2千円とあまり高くないところも人気の秘密。
最終的には「中国語」「英語」「日本語」のトリリンガルを目指すことになる。
(3)ルートH (ベネッセコーポレーション主催の英語塾)
こちらも英語そのものを学ぶのではなく、英語を手段として講師と議論することが目的の塾。受験英語ではない。
(4)海陽学園 (かいようがくえん)
イギリスの超名門&全寮制のイートン校を参考にした中高一貫の学園。まだ6年ほど前にできたばかりの新しい学園。普通の学校と一番違うところは「企業80社が出資、ビジネスリーダーを育てるためにつくられた」という視点だと思う。
基本的に生徒は自分たちの生活のすべてを企画、実行、実施し、将来のビジネスに活かされるようになっている。
情報…学費は食費・光熱費込で年間280万円。
(5)ハーバード大学 (アメリカ)
今目指すなら東大よりもハーバードを目指そう! というあおりで紹介されていた。アメリカの大学は入学よりも卒業のほうが難しいのは有名なはなし。また現在ハーバード大学には日本人の割合がとても少ないので入りやすいのでは?という知識人のコメントも。
ハーバード大学受験情報…・受験科目は、1、SAT(基礎学力) 2、TOEFL(英語の理解度) 3、論文(志望動機・熱意・自分のアピール) の3つで決まる。実際の大学生に論文には何をかいたの?、ときくと、「こだわりの靴について」「これまで打ち込んできたダンスについて」など様々。入学年齢制限はなく、最年少は11歳。
以上。
いかがでしたでしょうか?
こういった学校の背景には、「英語は話せて当然」という前提のもとになりたっています。そしてそこから+アルファ(経営学、議論など)が求められていているわけですね。
自分の子供にどこまで求めるのか?
考えれば考えれるほど、悩ましい問題なのですが、私の個人的な意見としては「子供への選択肢をふやしてあげる」という視点も大切かなと感じました。みなさんのこれからの幼児教育のヒントになれば幸いです。
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