すでに知っている人も多いかと思います。
学校教育法施行規則、という法律が改正されました。

その結果、2011年4月1日から、
全国の国公立小学校の5,6年生を対象に「年間35単位時間、週1コマ相当」の英語の授業がはじまることになりました。

これまでは国公立では中学からスタートさせていた英語授業が小学校からはじまります。

 <授業内容について>

・「教科」としてではなく、「外国語(英語)活動」として行われます。
教科にしてしまうと、テストを行い、評価をだす必要があります。
子供に対して英語テストをおしつけない為に、あえて「教科」とはしないことになりました。


<具体的な小学校英語の目的>

・英語のコミュニケーション能力アップを目的とし、中学校と連携できるようにする
・英語をもちいて、「積極的にコミュニケーションをしよう!」という子供の態度を育成する
・英語の音声や基本的な会話になれしたしむ
・英語圏の言語や文化について理解をふかめる
・学年ごとの細かい目標をたてず、2学年を通しての目標とする

といった内容で実施されることになるようです。

また2009年~2010年度は移行期間として、英語をとりいれる小学校、とりいれない小学校と別れることになります。2009年は、取り入れている小学校には文部科学省から「英語ノート」と呼ばれるノートが配布され、英語ノートをもとにアルファベット、285の単語などを練習していました。が、この「英語ノート」も2010年度の授業では配布されないことに決定しています。このようにまだまだ文部科学省内でも、「どうやって小学校の子供たちに英語授業をとりいれていったらよいのか?」が決まらずに、揺れ動いている状態です。

どちらにしても、英語を覚えさせようとするのなら、日本語と同じく、「ヒアリング」⇒「会話」⇒「読み書き」といった具合に進ませるのが無理のない順番ではないでしょうか。

●小学生 英語
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