2010年6月18日(金)の朝日新聞に、幼児英語について興味深い記事がありましたので紹介します。

生後4カ月、母国語聞きわけ~脳の反応、日・英語で違い~ 赤ちゃんの脳が、生後4カ月で母国語と外国語を聞きわけている可能性があることが、慶応大学大学院社会学研究所の皆川准教授(発達認知脳科学)らの研究でわかった。(中略) 
生後4カ月の日本人の赤ちゃん12人に実験した。
(1)日本語
(2)英語
(3)笑い声や泣き声などの感情を表現する声
(4)猿がコミュニケーションをはかるときの声
(5)これら4種類を合成した声

-以上の計5種類を順不同に10秒ずつ8回以上きかせて、脳の活動度を調べた。

日本語と英語では言葉の処理をする(赤ちゃんの)大脳の言語野に強い反応がみられた。日本語の時の方が反応が強かった。
皆川准教授は「赤ちゃんの能が、生後わずか4カ月で、母国語を聞くのに適した神経回路を形成している可能性がある」と話す。

※朝日新聞より、一部抜粋いたしました。

どういうことかというと、生後4カ月の赤ちゃんはすでに英語と日本語を聞きわけている可脳性がとても高い!ということですね。

4カ月目から赤ちゃんはすでに母国語(=日本語)の聞きとりが1歩リードしている、ということが分かります。
ですから、子供をバイリンガルにしたいと願うなら、やはり赤ちゃんのころから

★英語CDを聞き流す
★英語の絵本を読んであげる
★英語圏に長期旅行する

といった英語教育への取り組みは有効だといことが分かると思います。
もちろんバイリンガルとまで行かなくとも、「よい英語の発音を身につけさせたい」と考えるならやはり4カ月ごろから英語CDのかけ流し程度は行ったほうが良いかもしれませんね。

ただし、当然のことですがすぐにやめてしまっては効果が見えず意味がありませんよね。どの取り組みをするにしても、少しずつでよいので、なが~く続けていくことが一番大切なことだと思います。

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